online_tutorial_日本語:let_s_do_it

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
online_tutorial_日本語:let_s_do_it [2025/02/06 14:52] T. Kosugeonline_tutorial_日本語:let_s_do_it [2025/02/06 23:53] (現在) T. Kosuge
行 1: 行 1:
-==== 2. とりあえず動かしてみましょう ====+===== 2. とりあえず動かしてみましょう =====
 STARSは大雑把に言うと、一つのSTARS Serverに複数のSTARS Clientが接続してしてきて、テキストのメッセージをお互いにやり取りするシステムです。複雑な制御システムも構築可能ですが、基本的にはテキストのメッセージを送受するチャットシステムのようなものです。ここではとりあえず、"Start up package"を使ってSTARSを動かしてみましょう。 STARSは大雑把に言うと、一つのSTARS Serverに複数のSTARS Clientが接続してしてきて、テキストのメッセージをお互いにやり取りするシステムです。複雑な制御システムも構築可能ですが、基本的にはテキストのメッセージを送受するチャットシステムのようなものです。ここではとりあえず、"Start up package"を使ってSTARSを動かしてみましょう。
 <color #ff7f27>(Windowsの場合は「1. 前準備」が完了している事が前提です。なお、LinuxなどのOS用の説明「Linux編」は現在準備中です。)</color> <color #ff7f27>(Windowsの場合は「1. 前準備」が完了している事が前提です。なお、LinuxなどのOS用の説明「Linux編」は現在準備中です。)</color>
    
-=== **Start up packageのダウンロードと展開** ===+==== 2.1 Start up packageのダウンロードと展開 ====
 始めに{{ :online_tutorial_日本語:start_up_package.zip |Start up package}}をダウンロードします。次にダウンロードしたstart_up_package.zipを展開します。(Windowsの場合は、start_up_package.zipを右クリックして「すべて展開」を選びます。 始めに{{ :online_tutorial_日本語:start_up_package.zip |Start up package}}をダウンロードします。次にダウンロードしたstart_up_package.zipを展開します。(Windowsの場合は、start_up_package.zipを右クリックして「すべて展開」を選びます。
    
-=== ファイルのコピー(Windows編) ===+==== 2.2 ファイルのコピー、STARS Server、starstermの起動(Windows編) ==== 
 +=== ファイルのコピー ===
 展開したファイルを実際に動作させるディレクトリにコピーします。ここではホームディレクトリにインストールする事とします。 展開したファイルを実際に動作させるディレクトリにコピーします。ここではホームディレクトリにインストールする事とします。
 {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_install_win.png?600|}} {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_install_win.png?600|}}
行 12: 行 13:
 もし、うまくインストールできない場合は、ホームディレクトリの下に"stars"という名前のディレクトリを作成し、その下に直接これらのファイルをコピーしてください。なお、BATファイルは"utility"ディレクトリの下にありますので、これらをstarsの下にコピーしてください。 もし、うまくインストールできない場合は、ホームディレクトリの下に"stars"という名前のディレクトリを作成し、その下に直接これらのファイルをコピーしてください。なお、BATファイルは"utility"ディレクトリの下にありますので、これらをstarsの下にコピーしてください。
    
-=== STARS Serverの起動(Windows編) ===+=== STARS Serverの起動 ===
 [スタート]=>[すべて]=>[Anaconda(Anaconda3)]=>[Anaconda Prompt]を実行してください。 [スタート]=>[すべて]=>[Anaconda(Anaconda3)]=>[Anaconda Prompt]を実行してください。
 {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_anaconda_prompt.png?200|}} {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_anaconda_prompt.png?200|}}
行 22: 行 23:
 {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_start-stars-server.png?400|}} {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_start-stars-server.png?400|}}
    
-=== starstermの起動(Windows編) ===+=== starstermの起動 ===
 starstermはSTARS Serverに接続して、テキストの送受を行うSTARS Clientです。 starstermはSTARS Serverに接続して、テキストの送受を行うSTARS Clientです。
 始めにSTARS Serverの時と同様に、Anaconda Promptを開きます。 始めにSTARS Serverの時と同様に、Anaconda Promptを開きます。
行 32: 行 33:
 Keyword: **//stars//** Keyword: **//stars//**
 と入力してください。ここで、Nodenameはユーザー名、Keywordはパスワードのようなものです。(とりあえず、ここでは「そんな感じ」と思ってください) と入力してください。ここで、Nodenameはユーザー名、Keywordはパスワードのようなものです。(とりあえず、ここでは「そんな感じ」と思ってください)
 +うまく接続できれば以下のように
 {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_starsterm.png?600|}} {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_starsterm.png?600|}}
-そして、同様にもう一つAnaconda Promptを開いてstarstermを起動します。今度は+starstermがSTARS Server接続されます。 
 +  
 +=== もう一つstarstermを起動する === 
 +もう一つAnaconda Prompt(Windows)、あるいはコンソール(Linux)を開いてstarstermを起動します。今度は
 Nodename: **//term2//** Nodename: **//term2//**
 Keyword: **//stars//** Keyword: **//stars//**
行 39: 行 44:
 {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_starsterm2.png?400|}} {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_starsterm2.png?400|}}
    
-これで、STARS Serverに2つのクライアント term1、term2が接続されたことになります。以下のような感じです。+==== 2.3 ファイルのコピー、STARS Server、starstermの起動(Linux編) ==== 
 +準備中 
 +  
 +==== 2.4 メッセージの送受 ==== 
 +以上で、STARS Serverに2つのクライアント term1、term2が接続されたことになります。以下のような感じです。
 {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_connected.png?400|}} {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_connected.png?400|}}
 + 
 さて、それではメッセージの送受をしてみましょう。 さて、それではメッセージの送受をしてみましょう。
-まず、term1のAnaconda Promptで・・・、+まず、term1で・・・、
 **//term2 Hello//** **//term2 Hello//**
 と入力してみます。 と入力してみます。
 {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_term1_to_term2.png?400|}} {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_term1_to_term2.png?400|}}
    
-すると、term2のAnaconda Promptには以下のようなメッセージが表示されます。+すると、term2には以下のようなメッセージが表示されます。
 {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_from_term1.png?400|}} {{:online_tutorial_日本語:start_up_package_from_term1.png?400|}}
 +  
 +term1上で入力した、"term2 Hello" ですが、"term2"の部分が宛先、Helloの部分が送りたいテキストです。 
 +同様にterm2から、 
 +**//term1 Nice to meet you.//** 
 +とすると、term1にテキストが送られます。 
 +  
 +更に、starstermをもう一つたちあげ、 
 +Nodename: **//term3//** 
 +Keyword: **//stars//** 
 +として接続すると3つのstarstermがSTARS Serverに接続され、3つのSTARS Client(ここではstarsterm)間でテキストの送受を行う事ができます。 
 +  
 +以上に示す通り、STARSはいわゆるチャットのようなシステムですが、テキストメッセージのやり取りをClient間で行い、制御システムを構築するというものです。
  • online_tutorial_日本語/let_s_do_it.1738853524.txt.gz
  • 最終更新: 2025/02/06 14:52
  • by T. Kosuge